第10回 TCFエンデューロ

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優勝賞金10万円がかかったレース。

絶対に勝つためにチームオーナーのせいちゃんことラバネロの相原がメンツを集め即興チームをつくり、エースチームとアシストチームの2チームにわかれ出場した。

 

エースチーム(井狩、森崎)

アシストチーム(相原、神村、鳥海)

[結果]

総合優勝🏆

2人チーム優勝🏆

3人チーム🏆

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[機材]

フレーム FONDRIEST DARDO 

ホイール MAVIC COSMIC ELITE

タイヤ PIRELLI P ZERO

(F 7bar、R 7bar)

コンポ SHIMANO ULTEGRA R8050 Di2 

 

[内容]

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距離:4.3(km)×18周=77.4km

天候:曇り時々晴れ

気温:13°c

風向き:南2m

ーーーーーー

 

先日に近くの宿に泊まり余裕を持って当日現地入りする。

今回の作戦はなるべく逃げを潰し、森崎の得意な集団スプリントに持ち込ませること。

以下各チームのタイムスケジュールである。

 

    エース  アシスト

1時間  井狩   相原

2時間  井狩   神村

3時間  森崎   鳥海

 

 

アップもほどほどにスタートラインに並ぶ。

スターターは私とチームオーナーの相原

 

ーーー12:30ーーー

暖かい日差しの中レースがスタート

10万円を賭けた戦いが始まる。

 

序盤の展開は予想通り湾岸と六本木のやりあいに他のチームが加勢するといった感じ。

常にアタックがかかる状態が続く。

 

例えば六本木が逃げに送り込めず、湾岸が逃げに送り込んで集団に蓋しようものなら六本木がすぐさま追走しカウンターをかける

これの繰り返しである。

私と相原は集団前方〜中盤に待機ししょぼそうな逃げは見送り、やばいと思ったらすぐに追走を繰り返す。

 

ーーー30分経過ーーー

東京都強化指定の渡邊選手が単独で1周ほど抜け出し一時集団は落ち着きを見せるが後に吸収。

また振り出しに戻る。

 

ーーー1時間経過ーーー

前に六本木2名(?)と湾岸含む数名の逃げができ始めたタイミングで相原がピット交代の時間となったので

私は相原のピット交代アシストを兼ね10名ほどの逃げ集団にブリッジをかける

 

相原が交代した後も

この逃げがなかなかいいメンツを揃えてることに気づいた私は逃げでの勝負を試みる方向に作戦変更する。

逃げ始めた直後逃げ集団内で落車が起き5名に絞られる。

 

逃げのメンツは以下の通りである。

半澤選手(EVERFiT)

高見澤選手(六本木)

留目選手(八王子桑志高校)

石田選手(ラバネロ

私(せいちゃんアマサイクリングチーム)

 

六本木の高見澤選手を除き順調にローテを回していく

おそらく高見澤選手は逃げの抑え要因だったのだろう

 

集団も一時許容したのかタイム差が開き始め、最大55秒のタイムを集団から奪う

しかし、逃げに選手を送り込めていないことに気づいた湾岸を中心に集団の追走が始まる

 

ーーー1時間半経過ーーー

留目選手と石田選手がアタック

集団もうちらを捕まえる気マンマンだし一応追わずに容認

様子見なのである程度のタイム差は維持する

先頭2名→10秒→追走3名の状況で、この3名の追走集団にうちのアシストチームの神村と東京都強化指定の渡邊選手がブリッジをかけてきて合流する。(というかぶち抜いていったw)

神村と作戦会議したかったこともありすぐに追いかけて合流する

同時に半澤選手と高見澤選手が逃げ集団から降りる。

 

私、神村、渡邊選手の3名は先頭の2名に追走をかけ合流

いいタイミングで神村が来てくれたので作戦会議を開く

 

第一案

六本木の高見澤選手も降りたことで追走に六本木も加わりこの逃げはいずれ捕まるとみて逃げ集団まるごと集団に降ろす作戦。

 

すぐに神村が行動に移ってくれた、しかし留目選手は逃げ切る気満々なのか踏むのを諦めない。一応タイム差も50秒ほどある。

 

第二案が頭の中に浮かぶ、

むしろ留目選手の逃げ切りたいという意思(推測)を利用し

ピット交代して脚がフレッシュな最終走者の森崎と鳥海にこの逃げ集団に乗ってもらい

逃げ切る方向で勝負してもらうことを考える。

 

すぐにその旨を神村に伝え作戦は決定する。

2時間経過直前2人でピットインアタックをかけバトンを渡す。

 

ここで誤算だったのはこのアタックに留目選手達がついてきてしまったことだった。

おそらくここでタイム差を稼ごうと利用された。

 

ーーーーーー以下ーーーーーー

ピットから見た最終走者の森崎、鳥海のレースである

 

交代直後留目選手含む先頭集団からは約20秒差ほど

しかし、鬼の追走により4周ほどで先頭に合流

合流直後からみるみるうちにメイン集団からタイム差を奪い最大2分50秒差まで広がる

逃げ集団からは東京都強化指定の選手が降り4名となる

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残り20分

最初にラバネロの石田選手が降りる

続いて留目選手も離され先頭は森崎、鳥海の2名となる

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タイム差は縮められることはなくそのまま逃げ切り

嬉しいワンツーフィニッシュとなる。

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[反省]

今回のレース非常に良かった点は

全員が全員しっかり何かしらの仕事をしたということ。

徹底した作戦計画と、その場に応じた状況判断臨機応変な対応が勝ちに結びついた。

 

今シーズン最後のレース最高な形で終われて本当によかった!

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