Photo:なつ君、りょう先輩
今年もあたなの夢、わたしの夢が走ります。私の夢は私です。
2年振りのとりでクリテ。クリテ自体一昨年の幕張クリテ以来の出場となった。
去年の秋から長距離路線をやめ短中距離に転向したので弾みをつけるためにも何としてでも勝つという気持ちで挑む。
【結果】
1着/43人中
【機材】
フレーム : デダチャイ ネリッシモ
ホイール : マビック コズミックエリート
タイヤ:F ブリヂストン エクステンザR1G
R ブリヂストン エクステンザR1G(F:6.8bar、R:7.0bar)
【天候】
天候:晴れ
気温:18℃
風:南東南の風2m/s
【内容】
当日は午後から現地入り。渋滞にハマって予想よりだいぶ遅れてしまいあたふたと試走準備を済ませる。
ルーティン?としてポカリスエット900mlを2時間かけて飲む。これは脚攣り対策。
アップメニューはいつもの25分コース(10分アップ→10秒もがき3本→ダウン)
気持ち早めにスタートにつくもすでに20人くらい並んでてびっくりした。チャリ置くの忘れて湾岸さん&六本木さんのメンバーと談笑してたらさらに5人くらいに抜かされ集団中程からの発走となった。
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晴天に恵まれた取手運動公園。走路は絶好の良バ場となりました。
1番人気はこの娘37番カミタイフウジン…実業団のレースでも結果を残し実力は完全に上位といったところ。
私お気に入りのウマ娘5番イカリンスカイにも注目したいですね〜
さぁ40名のウマ娘がゲートに入り…いま発走しました…!
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レースは1周のローリングの後リアルスタート。と言ってもローリングから位置取りは始まってる感じ。ここで位置を下げるわけにはいかないので上手い人のケツにつきスイスイと前に上がる。
最初の2周ほどは集団やや前方ぎりローテが回ってこない位置に陣取り集団感覚を取り戻す。
なんせ久しぶりのレースなので。
3周目あたりからかみたい君が宣言通り逃げを始める。
風も強く逃げは圧倒的不利なコンディションだった&乗り込みもそんなにやってなくて逃げで回せる体力はなかったので、かみたい君の逃げに乗りたい気持ちを抑えつつタイムギャップ5〜6秒を維持するイメージで淡々とローテを回す。
10周目あたりで逃げは吸収され振り出しに戻る。この辺りからはペースも落ち着いてきたのでコーナーの立ち上がりはなるべく踏まないようにして体力を温存する。なんせ去年の夏頃からスタミナトレーニングをほとんど積んでなかったので無理はできない。
アタックがあっても追走は数を揃えている六本木orカレーに任せ自分はなるべく後手後手に回る。
先頭集団の中でやはり一番元気なのは六本木の半さん。ペースアップやアタックを積極的に行なっている。それを逃さまいとカレーの2名が交代でマーク。自分は休めるところでは積極的に休みたいので後ろで冷静にレースを進める。
ここで意識するのは常にカレーと六本木の動向を探れる位置にいること。この2チームが中心になってレースを動かしているからだ。
残り数周の時点で先頭は7名に。全員疲労の色は見えるがカレー2名(雑賀さん、石橋さん)と半さん(六本木)はまだ余力を感じる。
他3名は時折ローテを飛ばしたりとちょっと厳しそう?
とくに浦北の子はたしかケイリンとか短距離種目専攻だったと思うのでここまでよく頑張ってるな〜と。
残り2周。ここまで足を温存していた自分は余力があったのでホームストレートで軽くかまし、様子を見つつついでに脚を削る。
特にまだ余力を感じる雑賀さんもしくは半さんに追わせたかった。ここで、この2名が筆頭に追走をかけてきたので足はまだまだあるのだなと確信した。
ラスト1周、周りの選手の動向に気を配りつつ第1コーナーの立ち上がりが勝負だなと考えながら気持ちを整える。
にらんだ通り、第1コーナーの立ち上がりで半さんがペダルをマントルまで踏み抜き加速してゆく。
数秒の差を開け(確か)作新の方が追走していく。
ゴールまで残り800m。動くにはまだ早い。
カレーのどちらかは必ず動くはずだ。
その動きに合わせる。
バックストレート中程、雑賀さんが追走をかけ
る。これをのがすわけにはいかないとすかさず自分は雑賀さんのケツにつく。後ろから石橋さんが自分の前に出てこようとするがこの位置は意地でも譲れない。バイクを軽く前に投げ出しさりげなくブロック。第2コーナー前でやや先行していた半さんをパス。
雑賀さん→自分→石橋さん→半さんの順で第一3コーナーを抜け最終コーナーへ。
勝負するならここしかない。
第3コーナー立ち上がりで雑賀さんに並び最終コーナーをアウト側からオーバーテイク。
最終コーナーを先頭で駆け抜けてきたのは5番ワイ。
取手の直線は短いぞ!後ろの子達は間に合うか!
キラッ☆
2年ぶりに勝ち切った。
まじで久しぶりに勝ったので「っしゃーー!!」なんて言ってしまって恥ずかしい限りである。
【総括】
・狙っていたレースでしっかり勝てて良かった。舞洲の前に良い前哨戦となった。
・レース中集中力も途切れず、基本に忠実な走りができた。(コーナー前のシフトダウンなど)
・周りの状況をしっかり把握し、かつ自分のコンディションも鑑みながら冷静にレースを運べたことが勝因であると考える。
・風向きを考えたレース運びができた。主にローテーションの下がる方向。下がる時は常に風上から下がるように意識できた。