BMレーシング車のオタク班によるややうるさい遠征の様子。
1年ぶりの東日本トラック。昨年トラック競技への転向を視野に入れていた際、ナッパのサポートで来た以来である。
去年はナッパただ1人の参戦であったが、今年は5名出場と弊チームトラック班もデケくなった。至極悦なことである。
しかし、なんと大会3日前にこの間まで故障していた左中臀筋の炎症が再発してしまいベストコンディションで挑むことができずかなり悔しい思いをした。
【結果】
ポイントレース DNF
1km 9着 1分09秒506
チームスプリント(タモン-ナッパ-大盛り)
1分07秒705 3位
【機材】シンボリルドルフ号
ホイール:F ボーラワン
R アラヤディスク
タイヤ: F ミシュランプロ4チューブラー 8br
R ボントレガーのおトレーニングタイヤ 8bar
クランク:スギノ75
ハンドル:オルベアの丸ハンドル380mm、デダのアルミDHバーセット
サドル:SLRブースト
【天候】
1日目 晴れ めっちゃ暑い 風ちょっとある
2日目 曇りのち晴れ 午前中はちょっと肌寒い
風はほんの少し
【内容】
早めに現地入りしスケジュールに余裕を持ちたかったのと、バンクの感触を掴みたかったため前日にナイター練を取り行った。グループは自分らしかおらず、みやが走路に落ちていたゲンゴロウを拾い集めてくるくらいにはのびのびと使えた。
てか初めて本物のゲンゴロウみた。すべすべツヤツヤでかわいい。
[ポイントレース]51-14
初日はポイントレースのみ。後半ポイントを取りに行くつもりで前半は後手に立ち回ることにした。しかし、予想以上にインターバルがキツく割と早い段階で集団からドロップ。そのままレースから下されてしまった。何をしに来たんだ一体。
もはや悔しいと思うことすら出来ず、よくわからない気持ちのまま初日を終えた。
[1kmTT]51-14
(公式)1分09秒506 9着
(動画)1分09秒15 ☆PR
2日目。このままでは終われない、必ず何かは持ち帰るつもりで競争に挑んだ。少なくとも自己ベストは出さなければいけない。
レース前30分前から集中ルーティンに入り少しずつ集中力を上げていく。人の多いレース会場で程よい緊張感と冷静さを兼ねた状態に持っていくのは至難の業である。とにかく集中力をあげることに集中した。知り合いとも何回かすれ違ったが申し訳ないが挨拶も後にし、チームメイトから声かけられてもどうでもいいことなら無視するまでしてなんとか最適な精神コンディションを作り上げることができた。
14番手。自分の発走順が回ってきて、いよいよ出走である。あの発送時タイム読みのブザー音さえもプレッシャーにならない程よい精神コンディションである。しかし相手側のフライングにより再発走となる。ここで長い時間をかけて集中力を整えた甲斐があり、その程度では集中力が欠けることなく再発走につけた。
以下、タイムに関しては動画計測のものを参照する。公式タイムは号砲から発走までのタイムラグも含まれておりタイム分析比較の都合上の理由である。
1周目は2センターあたりまで腰を上げて踏み込む。おかげでそれまでの自己ベスト時より0.22秒早いタイムで回ってくることに成功した。
ところで美鈴湖はタイムが出やすいことで有名なバンクである。というのも標高が高く空気が薄いので抵抗が少ないのだ。しかし、それは逆に低酸素に慣れていない選手には地獄が訪れることを意味している。
3周回目果たしてその通りになった。今まで感じたことのない息苦しさが襲い失速が始まる。いわゆる酸欠である。苦しさに耐えなんとかゴールラインまで踏み切るもこの周回それまでの自己ベストより0.2秒タイムを落とす。
結果1周目に稼いだ分もあり自己ベストを0.02秒だけ更新した。美鈴湖に来れば簡単にタイムが出るものだと思っていたが甘かった。今自分は間違いなく9秒の壁にぶち当たっている。
【総括】
・正直、個人的には全く満足のいかない結果となった。残りの競技生活も短いので一戦一戦大切にしていきたい。
・今回の大会、いつもバンクの大会に行っている自分ら以外のチームメイトが参戦しチームとしてバンクの大会の経験値が上がったことは非常に良い点だった。
ところで今回の帰り道、初めてワイのつぶつぶの後部座席に座ったのだが思ったよりバカうるさくてまぁこれはナッパも嫌がるわけだな〜なんて思って乗車していた。談合坂SAにつくまでは。
マフラーがエキゾーストから外れて直管になっていた。うるせぇよ