ACTIVIKE杯 2024-03-10

説明がありません photo:official

4月からの社会人復帰前最後のACTIVIKE杯。審判のお手伝とサポートライダーを兼任しつつ午後のスクラッチ競争へ参加させて頂いた。以下、スクラッチ競争のレポート。

 

◾️機材

▲ギア比を変更した


今回の試合から競争ギアの構成を(53-14)から(56-15)に変更し、大ギア×大ギアの組み合わせによる駆動抵抗の低減を狙った。

フレーム:BOMA L`ECLAT
ホイール:グランコンペ(前後)
ハンドル:BOMA GH-TR 370mm
ステム :デダチャイ スーパーレジェーロ 140mm
サドル :セライタリア SLRブースト
タイヤ :ヴェロフレックス コルサ 23c
大ギア :ゲブハルト GTP 56T
小ギア :シマノ デュラエース 15T
チェーン:DID レーシングプロ

 

◾️内容

 エントリーは21名。2組に分け2回戦行われたためそれぞれのレポートを記載する。

▼1回目1組目

▲集団が塊となり不安定にならないような巡行ペースを作る

 

 出走は10名。脚力がそろっている集団というわけではなかったので中途半端な牽引はせずなるべく一列棒状となるようなペーシングを作っていく。5週回ほどかけて全体的な脚力のバラつきが確認できたため脚力のあるメンバーが前方に固まったタイミングの4コーナーで一気にペースを上げ人数を絞り込む。

▲先頭グループは4名に

結果的に先頭グループを4名まで絞り込むことができた。たまたま仕掛けのタイミングが合い脚力的に警戒していた佐野さん(イナーメ信濃山形)を別集団に引き離せたため自身が有利な展開に持ち込むことができた。後続との合流を避けるためペースを維持しながら周回を刻みMKWの方と2名の体制となる。

▲残り4kmを切り先頭は2名に

2月にトレーニングを再開してからここまで、ベースを中心に行っており短時間の爆発的な力にはまだ自信がなかったためスプリントなれば身を引くつもりでいたた。なので2名のままでジャンを聞くのは分が悪いと考えたため周回しながらの攻撃を試みる。交代のタイミングで数回ほどジャブ的なペースアップを行ったところ幸いにも1人で抜け出すことができたため、その後は後続に追いつかれないようにペースで走り無事事故なく先頭で周回を完了することができた。

▼2回目-1組目

▲1回戦目の結果をもと再組み分けされた

1回戦それぞれの組で上位に入着した12名での競争となった。
荒川朝練グループの丸渕さん(FAST LANE)清水さん(ARAKAEA Pista stile)や佐野さん(イナーメ信濃山形)1戦目で一緒に周回を消化したMKWの方を特に警戒しながら出走する。この組は全体的に競争経験を重ねている方が多い印象でよりレベルの高い競争となった。競争序盤はモントンウェアを着た方が積極的な走行を行っており、それを集団で追走するという展開が続いた。

▲逃げと追走する集団

なるべく競争が安定した形を維持したいと考えたため慎重に追走をかけながら周回を消化する。競争中盤では展開が振り出しに戻り集団は1つの固まりとなる。
先に述べたように自分は集団スプリントの形に持ち込みたくなかったためここからメンバーの絞り込みを目的とした攻撃に転じる。数回のペースアップと吸収を繰り返したのちに先頭は4名の集団となる。

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その後はその4名で周回を重ね何度か1名での抜け出しを計るが最終周回まで他の3名を振り切ることができず、最後は安全に競争を完了した。

 

◾️総括

 4月からは全く新しい環境に身を置くためいまはまずは目の前のことを一つづつ丁寧にこなしつつ、いつか必ず競技活動を再開できるように少しずつ頑張っていこうと思います。