2021年度実業団活動総集とフィードバック

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 舞洲タイムトライアルでの会心の滑り出しから始まったBMレーシングZUNOWの2021年度実業団活動の総まとめ。

 

目次

 

【戦績】

 今年度はロードレースとトラックレースの活動となった弊チーム。両競技合わせて勝利数と入賞数合計~回と2014年度に弊チーム実業団活動が再開して以来最も表彰台に上がった年となった。

(JETポイント・ランキング)

ー チーム ーーー

BMレーシングZUNOW 643pts 32位

ー 個人 ---

大森 290pts 50位

横矢 175pts 121位

井狩 129pts 171位

宮本 32pts 488位

齊藤 12pts 713位

吉田 5pts 853位

日野 0pts 1046位

 

(優勝)

・9月4日 第13回舞洲タイムトライアル    E3 大森

・10月17日 第1回かすみがうらロードレース E3 横矢

(入賞)

・4月3日 第12回舞洲タイムトライアル  E3 6着 大森

・4月4日 第34回舞洲クリテリウム    E1 2着 井狩

・7月10日 第1回石川クリテリウム       J  4着 大森

・8月1日 第55回西日本トラック 男子ケイリン 2着 齊藤

・8月1日 第55回西日本トラック チームスプリント 2着 多聞 齊藤 井狩

・9月20日 第6回南魚沼ロードレース     E3 4着 横矢

・9月26日 群馬CSCロードレース      E2 4着 大森

・10月16日 第1回かすみがうらタイムトライアル E3 6着 横矢

・10月17日 第1回かすみがうらロードレース  E2 4着 大森

 

【活動方針と振り返り】

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 本年度は昨年からさらに、ある意味大型新人の大森、公式戦初挑戦の吉田、チームスプリント1走”だけ”要員の多聞を加えた8名の選手及び3名のサポーターの計11名での活動となった。また昨年の反省から目標設定の明確化とスケジュール等の管理化を行い実業団を走る自覚の再確認と、チームとして曖昧な活動にならないよう対策した。

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 ロード班は、横矢を筆頭に活動。関東近辺のロードレースを中心に活動し、横矢、大森の2名はE1昇格と全日本選手権出場権獲得の2つの目標を達成。

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 トラック班は、齊藤を筆頭に活動。年3回ある実業団トラックレースでの入賞とチーム種目はチームスプリントでの入賞を目標とし、西日本トラックにてケイリンとチームスプリントで入賞。

 

【フィードバック】

・ターゲット期間の設定

・目標設定の明確化

・実業団入団の敷居

 

[ターゲット期間の設定]

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(高石杯終盤の勝ち逃げに乗る横矢)

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舞洲TTにて勝ち星をあげる大森)

 横矢と大森の2名はシーズン前半は戦績が残せなかったものの後半にかけて急激に成長。表彰台の常連となった。この2名に共通することは、7月の終わりあたりから乗り込みを開始したこと。結果論ではあるがコンディションのピークを後半シーズンに持ってくることになり年間の競技成績にメリハリが生まれた。

 どんな選手でも年間を通してピークコンディションが続くことはない。まして、学生や社会人などは1年間頑張り続けることはさらに難しい。通年だらだらと中途半端なレベルの走りを披露するよりかは1シーズンの中でターゲット期間を設定しそれに向けて調整を行うという方法は戦績を残す上で効率的に思う。経験則や他選手の観測からある程度の土台がある場合2〜3ヶ月あればピークコンディションに持ってこれると考察できる。一般ショップチームである弊チームこそこの方法を取り入れていくべきなのではないかと思うので、来年度はこの方法を提案してみる。

[目標設定の明確化]

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 目標設定を明確化すると、目標を達成するまでの具体的な道筋が描きやすくなり結果能力向上に直結すると改めて感じた。また、アナログな方法ではあるが年間目標書を書いて提出し人目につくようにしたことで目標遂行への意思が強くなった可能性もある。(※目標設定に関しては来年度は実業団のみで良いと思う。また、設定させるだけでなく目標に向けたプランニングの立て方をチームメンバー同士で相談しあうのも必要。)

 今年は個人のみでの目標設定だったが、来年度はチーム目標も掲げる事でより結束が強まり大会へのモチベーションも高まるのではないだろうか。

[実業団入団の敷居]

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 例年の如く実業団入団の条件を低く設定しすぎた、というよりかは具体的な条件と言えるものがなく脚力や大会へのモチベーションにばらつきが生まれ満足に結果を残せない選手もいた。実業団レース参加への敷居が低く感じられているのだと思う。ある程度の脚力や大会へのモチベーションがないと結果を残せないどころか活動が続かないしわざわざ高い登録費を払って走る意味もなので、来年度はしっかりと入団条件を設定するべきだと思う。

・草レースのエキスパートやエリートクラスなどの上位クラスでレースを展開することができる。

・基準タイムを設ける。(例.1km 1分15秒以内。不動峠11分台以内)

・実業団レースではないといけない理由や目標があり、それに向けたプランニングもできる。

提案としては上記のような、脚力心構え両方の面からの絞り込みが必要だと思った。

 

【総括】

 来年は本年度よりもさらにメンバーが強化され実業団レースに挑むことになるが、自分は競技活動は行わないためバックから強豪チームになるためのサポートを行う。本年度の経験をしっかりと活かして、エントリーリストが公開されると畏敬の念を抱かれるようなそんなチームを目指して頑張っていきたい。

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つぶつぶ整備記録帳※随時更新(MAZDA DEMIO DY5W)

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MAZDA DEMIO UA-DY5W SPORT前期型

 

初期登録   (2003年10月)

前オーナー記録(2018年8月10日 44100km)

       (2020年9月4日   68800km)

中古購入   (2021年6月15日 76979km) 

 

目次

 

スペック

  • エンジン :ZY-VE型1.5L直4DOHC
  • 総排気量 :1496㏄
  • 変速機  :5速MT
  • 駆動方式 :FF
  • 最大出力 :113馬力(83kw)/6000rpm
  • 最大トルク:14.3kg•m(140N•m)/4000rpm
  • 圧縮比  :10.0
  • タンク容量:45L
  • 供給装置 :インジェクション
  • オイル容量:4.2L(オイル交換時は3.7L、エレメントも交換時は3.9L)
  • ミッションオイル:75W-90 GL4orGL5


エンジンオイル交換遍歴

・76979㎞(2021年6月25日) 種類:?

・81377km(2021年11月5日)種類:エネオスXオイル5W-30※

・83653km(2022年1月24日)種類:モノタロウオイル5W-30

・86024km(2022年3月14日)種類:モノタロウオイル5W-30

 

オイルエレメント交換遍歴

・81377km(2021年11月5日)種類:E0-900

ミッションオイル交換遍歴

 

タイヤ交換遍歴

・?km(?年?日)

F:BS エコピアNH100 RV 175/65R14 82S  

R:BS エコピアNH100 RV 175/65R14 82S

 

その他修理遍歴

☆2021/11/5(81377km)

・エンジンフラッシング施工

☆2021/11/26 (81577km)

・オルタネータリビルド品に交換

・Vベルト交換

・Vベルトテンショナー交換

ウォーターポンプ交換

・車検対応マツダスピードマフラーに交換

 

 

・純正マフラー→社外製マフラー(?km?年?月)

・純正サス→クスコ車高調※Rのみ(?km?年?月)

・15インチ純正ホイール

・バッテリー変える時はメガライフバッテリー入れてみる。

・スパークプラグは普通なやつな上交換だるいらしい。交換時はイリジウムのに変える。

・ドレンボルトは19mm

2021/10/03 境川自転車競技場バンク練

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そこで機材いじるなデカ盛り子

 

 昭和学院自転車競技部様との合同練。個人的には1ヶ月先の全日本実業団TRに向けた調整練習も兼ねていた。

 

【機材】シンボリルドルフ

試合までバンクに入れる機会も少ないためケッパを使う

 

ホイール:F ボーラワン

    R アラヤディスク

タイヤ: F ミシュランプロ4チューブラー 8br

       R ボントレガーのおトレーニングタイヤ 8bar

クランク:スギノ75 

ハンドル:オルベアカーボンハンドル400mm

サドル:SLRブースト

 

【天候】

天気:晴れ

気温:28度

風向き:無

 

【内容】

①周回練30回(51-14)

 

 アップの周回練、最初は10人全員でスタートしたが途中から2班にわける。足の揃った1班目は中盤からガンガンペースが上がりアップというよりも普通のスクラッチ競争になってしまったw身内以外でやると嫌われるタイプの周回練。普通に結構きつかった。

 

ハロン計測 11.9s(51-14)

 

 この後の競争練の組み分けの参考のために全員がハロン計測を行う。久しぶりの計測で普通におろし方を忘れていたためあまり良いタイムは出なかった。上バンでの速度が足りなかったのかと思う。

 

③400m競走練4本(51-14)

 

 先のハロン計測を元に2班に分けて競争練を行う。内容は先頭がかけおろしそのまま400m模擬競走を行うというもの。競争後に2度も吐くほど追い込んだ。

メンバーは以下5名である(いかり、ナッパ、まさおさん、たいし、デカい盛り)

 

・1本目は自分が先頭。4コーナーまで粘るも最後たいしに刺される。

・2本目はナッパ先頭にたいしワイと続く。バックから2センターにかけて並びかけるも、4コーナーからたいしが再加速しついていけず3着。

・3本目は2番手だったかな?普通に前からもがけ得意な展開で先行で1着。

・4本目は先頭。ここまで本数を重ねると中長距離選手と短距離選手の体力差が出て1周粘りきることができ1着。

 

④周回練20回(51-14)

 

 スクラッチを意識した高速周回練。前半10周回は流し目のペースで、後半10周はカチあげる。

大山さんよりお貸しいただいているオルベアのハンドルが中距離には調子良く上ハンの肩をつかんでのエアロポジションが取りやすい。またリーチがあるため窮屈なポジションにもならず常に余裕を持って走れる。

残り4週ほどでまさおさんがKOM274個の意地のカチ上げをみせ、その影響でKOMの少ないさかぐっちとたもんが失神し中切れする。KOMゲージ4ページしかない自分もその煽りを受けたので自力で5車身ほど埋め直す。その後デカ盛りが先頭に出てペースが落ちたためひと呼吸おくことができた。

残り1周まさおさんが先頭でしかけたので、それに合わせバックで速度差をつけて捲り上げ先着する。

 

【総括】

・同じ千葉のチームである昭和学院様と弊チーム。上手く協力しあい今後も練習等ご一緒させていただきたく思う。

・帰りは金なしまぞく、下道の411号を通って帰る。運転技量の差が出る峠道で追いつかれてそれに気づかずすぐに道を譲れないのは罪。慣れていないドライバーは大人しく高速を走りましょう。

 

 

秋のしもふさクリテリウム2021 エリート

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4年ぶりの下総クリテ!

 

【結果】

40位

 

【機材】

フレーム : デダチャイ ネリッシモ

ホイール : マビック コスミックエリート

タイヤ:F ブリヂストン エクステンザR1G

    R ブリヂストン エクステンザR1G(F:7.0bar、R:7.0bar)

コンポ:SHIMANO R8050 アルテグラdi2

 

下総のコースは急コーナーがないため空気圧高めの設定。

 

【天候】

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引用元→https://tenki.jp/past/2021/09/11/weather/3/15/47682/

 

【目標・目的】

レーニングのついでの出場。後輩らの成長を間近で感じつつ楽しく走る。

 

【内容】

 レース前、伊賀さんの営む「IGAスポーツ整骨院」にてサービスで酸素カプセルを体験させて頂いた。話によれば疲労回復等の効果が期待されているという。

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 通常の1時間のコースで最大1.35気圧まで上がり、序盤終盤それぞれ10分は増圧減圧の時間となる。気圧変化があるため耳抜きの必要があるのだが、一般人なので普段から耳抜きの習慣があるわけでなく増圧時は耳抜き疲れで汗だくになって疲れてしまった。減圧は増圧時よりは楽にこなせた。体験中はやる事もなくTwitterで「今まで読んでいたエロ漫画は?BOT」と「大好き侍BOT」を周回して暇を潰す。

 

 効果の程だが、心拍計やパワーメーター等の計器を使用していないため体感的な側面でしか評価できず、体感的に何か特に変わったかと言われると実際よくわからない。使用前は特に強い疲労があったわけでは無いので、効果を感じなかった可能性がある。レース前ではなくレース後に使用するのが最適かもしれない?

 

ーーーーーーーーー

 

 フレンドリーパーク下総には13時ごろ到着する。受付に行くといつもチャレンジリーグのバイトでご一緒させて頂いている須藤さんご夫妻が受付業務を担当しており軽く談笑する。

 

 レース出走準備もサクッと終わらせ、すぐに会場を出てトレーニングを行う。コースはいつもの成田練ルートの一部を使用。

メニューは1時間半(40km)のペース走で途中1分弱の登坂路はギアをかけて踏み込む。レース開始1分前には会場に戻りそのままスタートの列の最後尾に並ぶ。この際もなるべく足を止めなくなかったため定常円を行い足を動かし続ける。

 レーススタート後はサッカー場周りの下り坂を使ってすぐに前に上がる。

流れで少しだけローテを回すが、流石に例のコンディション大崩壊JBCF舞洲クリテリウム(→https://guerciottibmranka.hatenablog.com/entry/2021/09/08/183915)からたったの1週間でエリートのレースをガツガツ走れるほどのコンディションは作ることができずペースも落ちる気配がなかったのですぐに集団から離れてペース走に切り替える。ナッパのアシストも考えたが、ナッパ自身も狙っているレースではなかったらしいのでアシストもやめておく。

 

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途中千切れてきたみやと合流し2人でのんびり走り、残り数分でいおりくんやナッパのいるグルペットが来たので混ぜてもらう。

 

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最後はチェッカーを1番に受け優勝!(してない)

2時間半(75km)のペース走を終える。

 

【総括】

・BMの後輩達はエリートレベルのレースでもしっかり結果を残せ始めていてもう世代交代しても安心だなと思えてよかった。

 

・最近全く疲れが取れずトレーニング効率が低下しているので看護師候補生のみやに相談したところ自律神経の乱れが浮き彫りとなった。

寝る前に交感神経が優位に働く行動(寝る前のスマホや寝る直前の食事)が原因でしっかりとした睡眠を取れておらず身体が回復しないことに悩まされていた。

意識してやっていくことは

・睡眠1時間前までにはスマホや食事を終える。

・しっかりと湯船に浸かる。

・末端(手足)を温めて寝る。疲労回復にも効果がある。

バイト柄夜勤が毎日続き良い身体のコンディションを維持するのも大変だが、できるだけの努力はしていく。

 

・残すレースは11/6〜7の全日本実業団トラックのみ。今年の最大目標レースである。目標は全日本選手権出場資格の取得、つまり入着である。

種目は1kmとスクラッチ

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1kmは成長指標のため出場している競技。今年1年の締めくくりとして自己ベストを狙う。

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クラッチは本命。去年Jプロ相手に7位と検討しているので今年こそ入着を狙う。

・全日本実業団トラックに向けて残り2ヶ月集中的な乗り込みを行う。去年の冬〜今年の夏にかけて短距離メニューを主にしていた&怪我の連続で揺らいでしまった地盤、いわゆるベースの作り直しを主に行う。LSDを主軸にしつつ、その中で5分走や10分走また無酸素域のもがきも行い練習の効率化を図る。具体的には週200kmから始めて8週間かけて徐々に週間走行距離を500kmに近づけていく。2ヶ月で3000km近く乗る計算になるので上手くコンディションを整えて調整していきたい。

 

【おまけ】〜下道まぞく記録〜

9/12-9/13にかけて300kmの下道まぞくドライブを取り行ったのでここに記す。

 

使用車種:マツダ デミオ DY5W

ルート:国道357号→国道15号→国道1号西湘バイパス国道1号→箱根旧道→芦ノ湖→神奈川県道75号→国道138号御殿場バイパス国道138号→山中湖→道志みち国道16号保土ヶ谷バイパス→国道15号→国道357号

距離:313.7km

運転時間:9時間

平均燃費:14km/L

 

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stage1(船橋→ローソン小田原浜町店)

距離:106km

運転時間:3時間30分

 

 357号入った瞬間若松交差点から日の出交差点まで渋滞が続くがそれ以降は357号の高架部分や藤沢バイパス西湘バイパス等高規格バイパスも通ったことで比較的流れ良く走ることができた。

しかし週末は珍走車が多い。西湘バイパスでは追越車線を独占する車がほとんどで走行車線をゆっくり使わせて頂いた🙏

大磯クリテ会場近くの丸源の写真あげたら何故か60いいね近くついた。みんなここ行くんだなぁ〜

 

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stage2(ローソン小田原浜町店→芦ノ湖

距離:20km

運転時間:30分

 

小田原からはいよいよ箱根ヒルクライム。オタクなので新道は使わず旧道から登る。

ガソリンが減っていくのが目に見えてテンションが上がる。チャリで登った時もきつかったからな〜。車がキツくないわけがないんだよな。

基本2速だがzy-veのトルクでも直線路ならたまに3速に入れることもできた。

登ってる途中でエンジン警告灯ついた。こいつ気分でついたり消えたりするからな。もう知らん。(スポーツマフラーによるO2センサーの異常が原因か)

 

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stage3(芦ノ湖→山中湖)

距離:50km

運転時間:1時間

 

 県道75号と国道138号を使い、トムボシス氏によって自転車の聖地となった山中湖へ。山中湖シクリスムフォーマーションやアヴニール山梨山中湖の拠点地域である。

 出発するとすぐに頭文字Dに出てきそうな山道を走る。この辺りリゾート地にもなっているらしくホテルや別荘なんかが道沿いにたくさんある。

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 県道75号を抜け138号に入り乙女峠登坂路を走ってる時にすごい既視感を感じる。それもそのはず今年の1月にせいちゃん地獄の箱根ライドの際に通った道であった。75kgのウェイト(ナッパ)を押し上げながら登った乙女峠。懐かしいなぁ…。(2度とやらん)

 乙女峠を越えるとアウトバーン御殿場の本拠地御殿場市に入る。ここの標高なんと500mもある。千葉県で1番高い山愛宕山(408m)よりも100mも高い。マザー牧場よりも200mも高いところを車がビュンビュン走りココスまであるのだ。千葉県民からしたら奇妙な感覚だ…

 御殿場市を過ぎると御殿場バイパスに入る。突然田舎道に綺麗なバイパスが現れるので結構不思議な感じ。霧も深く始めてフォグランプが役に立つ。

 御殿場バイパスを降りるとそのまま籠坂峠へ。前を走っていたレヴォーグが結構いいペースで走っててくれていいペーサーになった。オリンピックの時はここをマチューなんかが走ってたんだなぁ〜。結構綺麗な道だった。

 

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stage4(山中湖→津久井湖

距離:50km

運転時間:1時間

 

 国道413号、いわゆる道志みちを走る。一応ナビつけといたのだが43kmみちなりですと言われて流石に声が出た。

 長い山道。チャリと同じでこういった酷使する場面では車の特性がはっきりわかるので良い。デミオは車重1080kgと軽い部類に入り、1400kgを超える家車のフリードとくらべるとステアリングを切った時にスッと頭が入っていき気持ちが良い。またステアリングギア比が小さいおかげもありヘアピンコーナーは特に楽に感じた。しかしトルクがないため立ち上がりは2速に落とさないと加速していかない。GC8なんかは3速で踏んでいけるらしくて比較してエンジンパワーのNASA✋を痛感する。

 またこの長い山道でブリッピングの練習がかなりできた。ブリッピングとはショックなく変速するテクニック。速度とギア比ごとのエンジン回転数を合わせるためにエンジンを吹かし回転数を合わせてからクラッチをつなげる。アクセルを2回にわけて吹かすと回転数が合わせやすい。

 これを応用したものがヒールアンドトゥー、ブレーキを踏んで減速しながら同時にブリッピングを行い減速シフトをするテクニックである。流石にまだできないがこれができるようになれば結構かっこいいので練習していく。

 

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stage5(津久井湖船橋

距離:90km

運転時間:2時間半

 

 相模原付近から国道16号を南下し途中保土ヶ谷バイパスを経由して国道15号→国道357号と帰っていくルート。

特に保土ヶ谷バイパスはすごかった。なんだあれ高速道路と何も変わらん片側3車線の大型バイパスだった。昼間は渋滞がえぐいらしいが夜の12時は快適に走ることができた。

357号も東京から千葉に向かうルートは信号が少ないため結構快適である。舞浜付近は特に移動式オービスが多いと聞くので周りと車速を合わせて気をつける。アレニキみたいに光らせたくない。

かくして無事に300kmの下道ドライブを終えることができた。

 

 

 

 

第13回JBCF舞洲タイムトライアル & 第35回JBCF舞洲クリテリウムE1

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大盛りさんに傘をかけさせて頂いている図

 

Photo:ゆう太郎さん

 

 春の舞洲クリテリウム2着に続き今度は優勝してやるつもりでエントリーした舞洲ステージ。しかし、東日本トラック前に左中臀筋を故障。またその後仕事中に同じところを再び故障。満身創痍でトレーニングもほぼ積むことが出来ず、目標を完走か上手くレース展開がハマればワンチャン狙うことに変え出走した。

 

【結果】

舞洲タイムトライアルE1

17位 2分59秒56

舞洲クリテリウムE1-2

23位

 

【機材】

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フレーム : デダチャイ ネリッシモ

ホイール : マビック コスミックエリート

タイヤ:F ブリヂストン エクステンザR1G

    R ブリヂストン エクステンザR1G(F:6.5bar、R:7.0bar ※TTはF:6.0bar R:6.5bar)

コンポ:SHIMANO R8050 アルテグラdi2

ヘルメット:TTはカスクバンビーノを使用

 

【天候】

・初日(タイムトライアル)

天候:雨時々曇り

気温:22.3-26.4℃

風向き:?

・2日目(クリテリウム

天候:晴れ

気温:22-30.8℃

風向き:?

 

【内容】

ー タイムトライアル ー

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目標→身体のコンディションを知る。

 

 初日のこのTTで身体の感触を掴み明日のレース展開の参考にすることが目的。身体も万全な状態ではなく、無理してまた怪我を再発させて明日のクリテリウム出走できないなんてことになったら大変だったのでアップではしっかりと心拍数をあげ身体を温め、ストレッチも念入りに行った。

 自分はアップが集中力を高めるルーティンになっているようで、しっかりと気持ちをレースモードに切り替え集中して走ることができた。

 

 スタートしてまずはゆっくり加速して50km/hまであげてみる。これは問題なさそう。

ヘアピンコーナーを安全マージンを大きく取りながらクリア。今度は腰を上げて加速してみる。これも大丈夫。

中間セクションに入る。ここからは巡航力が試されるが流石に呼吸が辛い。フィジカルがかなり落ちていることが予想できた。しかし体重があるので頑張って踏まなくてもそれなりにスピードは乗る。リザルトは求めていなかったものの3分を切る事はできた。

 

 ちなみに、このTTに向けて調整してきた大盛りは見事E3を優勝、E2へと昇格することができた。

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ー クリテリウム ー

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目標→無事完走。展開がハマれば着を狙いに行く。

 

 本来であればこのワイがレースをぶち壊したうえで優勝する予定だったクリテリウム。そういう気持ちで挑むはずだった。完走を狙うレースなど本意ではないが仕方がない。

昨日のTTで身体はしっかりアップとストレッチをすれば問題なく動くがフィジカルが落ちすぎていることがわかったので、基本芋りつつレース終盤に照準を合わせて前に上がっていく作戦をとった。

 

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 アップは10分かけて少しづつ負荷を上げていき最後に10sもがきで身体を温める。ストレッチも昨日と同じくハムストから腰回りにかけて特に入念に行った。

 

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 レース前には岡山のTOKUさんやSSSの清水さんプロモーションのかずきくんなどの知り合いと談笑しながら緩い〜雰囲気でスタートする。

レース中はなるべく低姿勢でエアロな生物になったり、速度が速くてもインターバルのかからないアウト側を走ったりとなるべく足を使わない努力をする。

 

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 途中レース感を掴むため先頭からシッティングのアタック、4名くらいで抜け出すも「あっ無理やこれ(体力的に)」とすぐに集団に戻る場面もあった。

 残り10週程度でバックストレートで落車が発生する。集団の動きが不安定になりヤバそうな雰囲気を感じた直後だったのである程度の余裕を持ち対処できたがレースはニュートラルに、救急車も駆けつける惨事となった。この時身体がオーバーヒート気味だったので、ニュートラル中は集団から離れてなるべく風に当たり身体を冷やす。

 残り8周回から再スタート。集団後方からスタートして残り4周あたりで前方付近までポジションアップするも、そこから新たに発生した前に上がる動きに乗れずポジションをかなり下げてしまう。ラストのホームストレートで踏み直してポジションアップを図るが上がりきれず、これ以上は危険と悪あがきはやめてバックストレートは流してゆっくりとゴールした。

力ないものにはワンチャンもないのだった。

 

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あまりにもひどいリザルドだったのでゴミになってゴミ箱に入りました。

 

【総括】

・レース内容からは反省もクソもなく。普通にレース中ついていくのもキツかったしトレーニングなくして結果はついてこないとしか言いようがない。分相応の結果。

・湾岸の伊賀さんが営む整体で体をメンテナンスしていただいた。自分は腰回りの筋肉が少なく足と上半身が発生させるパワーを受け止められていないそうだ。ウェイトは回復に時間がかかるのと乗り込みを優先させたいため今はあまりやりたくない旨を伝え自重でもできる腰回りの筋トレを教えていただいたので実践していこうと思う。

また、自分の行っているストレッチのみでは至らない点もあるためこれからは定期的に通うことにした。

 

【おまけ】

 今回その場のノリで大阪から千葉まで下道で帰ってきたのでその様子をここに記す。

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ドライバー:3人

距離:600km

交代:6回

使用車種:トヨタノア

平均燃費:10km/L

所要時間:13時間(16時半発翌5時半着)

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・1stage(60km)

舞洲→ローソン 天理櫟本店

所要時間:2時間半

ドライバー:アレニキ

アシスト:いかり

 

 大阪市から藤井寺市方面に向かい大和川沿いを通って奈良県に入るルートを選択。帰宅ラッシュと重なったことで渋滞も多く最もストレス度の高いセクションとなった。途中、ドライバーのアレニキ以外誰も気付くことなく法隆寺を横目に通過した(らしい)

 

・2stage(114km)

ローソン 天理櫟本店→ミニストップ名四川越店

所要時間:2時間

ドライバー:いかり

アシスト:みや

 

 名阪国道→亀山バイパス→名四国道とほぼ高速規格の国道を繋いで行くルート。めちゃくちゃ飛ばせたし快適だった。亀山IC前の名阪国道から亀山バイパスへの接続JCTが少し複雑で注意。三重県に入ってからエグい雨が降り始めて視界不良でかなりやばかった。

 

・3stage(110km)

ミニストップ名四川越店→道の駅潮見坂

所要時間:2時間

ドライバー:みや

アシスト:アレニキ

 

 名四国道名豊道路国道247号線名豊道路と大型バイパスを繋いでいくルート。

複雑な分岐がある名古屋南ICと豊明ICは常に右車線にいれば大丈夫。名豊道路はすごかった。ほぼ全て高架道路で止まることがなかった。

道の駅潮見坂は大黒PAのように走り屋の溜まり場になっていてドリ車仕様の32などはいってきてエグかった。あと自販機たくさんあるのとトイレが臭い。

 

・stage4(116km)

道の駅潮見坂→ファミリーマート清水興津駅前店

所要時間:2時間

ドライバー:アレニキ

アシスト:みや

 

 ワイは次の運転に備えて寝てた。使用したのはおそらく、潮見バイパス浜名バイパス→浜松バイパス→磐田バイパス→袋井バイパス→日坂バイパス→島田金谷バイパス→藤枝バイパス→…もう書くの疲れたが東海道のバイパスを繋いでいくルートかと思う。アレニキ曰く2回しか信号止まってないとか。

 

・stage5(120km)

ファミリーマート清水興津駅前店→セブンイレブン横浜原宿4丁目店

所要時間:2時間半

ドライバー:いかり

アシスト:大盛り

 

 これまた東海道のバイパスを繋いでいく。もちろん箱根峠を登ることになるのだが結構大型トラックいてびっくりした。大変じゃなかろうか?

その後は箱根を小田原方面に下るのだが、箱根新道が無料なのを知らずわざわざ旧道から下ってしまった。道真っ暗だし全然知らないので大盛りにコドラやってもらったが結構眠そうだった。箱根降ったらもうよく知る道なのでそのまま寝かせました。

大磯付近でブルペやってる人いた。こんな時間(朝3時)からお疲れ様ですわ。

 

stage6(92km)

セブンイレブン横浜原宿4丁目店→大盛り邸

ドライバー:みや

アシスト:大盛りとアレニキ

所要時間:2時間

 

ワイは寝た。(大盛り邸行くにはアクアラインを使う必要があるため高速を使用)途中1号線から直接高速乗ったっていってたから多分戸塚あたりからなったのかな?

朝の5時ごろに無事大盛り邸に到着した。

 

・stage7(56km)

大盛り邸→アレニキ邸

ドライバー:アレニキ

アシスト:みや

所要時間:2時間?

 

ワイはまだまだスヤスヤだったのだが、アレニキが稲毛あたりにあるラーンアバウトでぐるぐる周回練始め出して流石に目が覚めた。とんでもないことしやがる。疲れで狂ったのかと思った。

その後各自無事に家に帰宅し(ほぼ)下道まぞくが終了。

結論としては、東海道はほぼバイパスしかないのと休憩ポイントとしてコンビニも気軽に寄れるし夜中の移動に限るならアリだった。

第52回JBCF東日本トラック

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 BMレーシング車のオタク班によるややうるさい遠征の様子。

 

 1年ぶりの東日本トラック。昨年トラック競技への転向を視野に入れていた際、ナッパのサポートで来た以来である。

去年はナッパただ1人の参戦であったが、今年は5名出場と弊チームトラック班もデケくなった。至極悦なことである。

しかし、なんと大会3日前にこの間まで故障していた左中臀筋の炎症が再発してしまいベストコンディションで挑むことができずかなり悔しい思いをした。

 

【結果】

ポイントレース DNF
1km 9着 1分09秒506

チームスプリント(タモン-ナッパ-大盛り)

1分07秒705 3位

 

【機材】シンボリルドルフ

 

 

ホイール:F ボーラワン

    R アラヤディスク

タイヤ: F ミシュランプロ4チューブラー 8br

       R ボントレガーのおトレーニングタイヤ 8bar

クランク:スギノ75 

ハンドル:オルベアの丸ハンドル380mm、デダのアルミDHバーセット

サドル:SLRブースト

 

【天候】

1日目 晴れ めっちゃ暑い 風ちょっとある

2日目 曇りのち晴れ 午前中はちょっと肌寒い

風はほんの少し

 

【内容】

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 早めに現地入りしスケジュールに余裕を持ちたかったのと、バンクの感触を掴みたかったため前日にナイター練を取り行った。グループは自分らしかおらず、みやが走路に落ちていたゲンゴロウを拾い集めてくるくらいにはのびのびと使えた。

てか初めて本物のゲンゴロウみた。すべすべツヤツヤでかわいい。

 

[ポイントレース]51-14

 初日はポイントレースのみ。後半ポイントを取りに行くつもりで前半は後手に立ち回ることにした。しかし、予想以上にインターバルがキツく割と早い段階で集団からドロップ。そのままレースから下されてしまった。何をしに来たんだ一体。

もはや悔しいと思うことすら出来ず、よくわからない気持ちのまま初日を終えた。

 

[1kmTT]51-14

 

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(公式)1分09秒506 9着

(動画)1分09秒15 ☆PR

 

 2日目。このままでは終われない、必ず何かは持ち帰るつもりで競争に挑んだ。少なくとも自己ベストは出さなければいけない。

 

 レース前30分前から集中ルーティンに入り少しずつ集中力を上げていく。人の多いレース会場で程よい緊張感と冷静さを兼ねた状態に持っていくのは至難の業である。とにかく集中力をあげることに集中した。知り合いとも何回かすれ違ったが申し訳ないが挨拶も後にし、チームメイトから声かけられてもどうでもいいことなら無視するまでしてなんとか最適な精神コンディションを作り上げることができた。

 

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 14番手。自分の発走順が回ってきて、いよいよ出走である。あの発送時タイム読みのブザー音さえもプレッシャーにならない程よい精神コンディションである。しかし相手側のフライングにより再発走となる。ここで長い時間をかけて集中力を整えた甲斐があり、その程度では集中力が欠けることなく再発走につけた。

 

 以下、タイムに関しては動画計測のものを参照する。公式タイムは号砲から発走までのタイムラグも含まれておりタイム分析比較の都合上の理由である。

1周目は2センターあたりまで腰を上げて踏み込む。おかげでそれまでの自己ベスト時より0.22秒早いタイムで回ってくることに成功した。

 ところで美鈴湖はタイムが出やすいことで有名なバンクである。というのも標高が高く空気が薄いので抵抗が少ないのだ。しかし、それは逆に低酸素に慣れていない選手には地獄が訪れることを意味している。

3周回目果たしてその通りになった。今まで感じたことのない息苦しさが襲い失速が始まる。いわゆる酸欠である。苦しさに耐えなんとかゴールラインまで踏み切るもこの周回それまでの自己ベストより0.2秒タイムを落とす。

 

 結果1周目に稼いだ分もあり自己ベストを0.02秒だけ更新した。美鈴湖に来れば簡単にタイムが出るものだと思っていたが甘かった。今自分は間違いなく9秒の壁にぶち当たっている。

 

【総括】

・正直、個人的には全く満足のいかない結果となった。残りの競技生活も短いので一戦一戦大切にしていきたい。

・今回の大会、いつもバンクの大会に行っている自分ら以外のチームメイトが参戦しチームとしてバンクの大会の経験値が上がったことは非常に良い点だった。

 

ところで今回の帰り道、初めてワイのつぶつぶの後部座席に座ったのだが思ったよりバカうるさくてまぁこれはナッパも嫌がるわけだな〜なんて思って乗車していた。談合坂SAにつくまでは。

 

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マフラーがエキゾーストから外れて直管になっていた。うるせぇよ

本庄クリテリウム エリート

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落車して左半身を故障したみやを運搬するシーン

 

 2021年度後半シーズン初戦。舞洲の前哨戦として勝負の感覚を掴んでおきたいところ。

 

【結果】

DNF

 

【機材】

フレーム : デダチャイ ネリッシモ

ホイール : マビック コスミックエリート

タイヤ:F ブリヂストン エクステンザR1G

    R ブリヂストン エクステンザR1G(F:6.5bar、R:7.0bar)

コンポ:SHIMANO R8050 アルテグラdi2

 

【天候】

天気:雨のち曇り

気温:30°C

風:北北西5m/s

 

【内容】

 前日の境川練からほぼ休まずにバイト→レースの流れだったので行きはみやの運転でスヤスヤでしたわ。気付いたら本庄までワープしていてありがたや。

 始めてのコースなのでまずは試走から慎重に。コースの印象としては

・路面グリップ高め

・傾斜の緩い登りと下りのみの構成

・ホームストレートは下り追い風なので先行有利

・細かいコーナーが連続するがコース取りに気をつければ嫌なインターバルはかからない

 

 路面が非常に良いことから、空気圧をやや高めに設定し出走。

 作戦は序盤は様子を見つつ、レース中盤から自分から細かいアタックを散発しインターバルのかかる展開を作り最終的に少人数スプリントとなるような作戦を立てた。

 スタートリストを見た感じ絶対にもがき勝てないのは同じロングスプリントを得意とする中でも格上のあるびのさんだけだったので特に視野に入れていた。

 

 1周半のローリングの後リアルスタート。八王子桑志の愛澤選手やユーキャンの佐藤選手、ホダカ蠣崎選手、グリフィンの選手、数揃えてるSCPがまずは積極的な印象。最近頭角を現し始めた川口車連の渡辺くんも頑張って展開に絡もうとしている。WUCの石塚さんも安定したペースでローテに回ってこられる。ここまで書いて思ったが全選手が何かしらの意図を含んで走っていた。自分はまずはヤバそうな動きを確実に潰していく。

 5周目あたり?SCP松崎さんと優勝されたユーキャンの佐藤選手が2人で飛び出す。その頃序盤のチェックでちょっと疲れた自分は集団のケツでサイクリング。完全に乗り遅れた。

 しかしまだまだ周回数もありペースで回せば追いつくだろうとこの時はまだ焦りがなかった。だがSCP松崎さんが1周で逃げから降りてきてからも差が広がり続けこの時やっと自分は「あれは勝ち逃げになる」と確信し、かなり出遅れた追走を開始した。この時点でまだレースは1/3も消化していなかったと思う。集団はまだ余裕があるムードで協調してくれる人はおらず単独での追走劇に。もちろん集団に戻って全員で回す手もあったが、この集団の雰囲気では間違いなくユーキャンの佐藤選手を取り逃がすと思い覚悟決め追走。その判断が運命の別れ道となった。

 ヘアピンコーナー等で物理的に接近する際に佐藤選手を凝視しプレッシャーをかけつつ途中までは快調でなんとか差を詰め続けられたものの5〜6周追走したあたりから脚がオーバーヒートし始め失速を開始する。

 後ろからはSCP松崎さんが集団から抜け出して単独で追走をかけておりじわじわと近づいてきている。同時に集団との差も縮まりつつあったためこれはどちらにせよ集団に飲まれるなと判断し、追いついてきた松崎さん(SCP)とは合流せずそのまま集団まで一度降りる事にする。程なくして松崎さんも集団に降りる。

 ここからは別プランを立案。集団の力を利用して逃げに追いつく作戦にかける事にする。レースは残り半分程度であったがタイム差的には集団の力なら追いつく可能性はあった。コーナーの立ち上がりはじわじわ踏んでインターバルをかけないようにしつつ最高速度はしっかりだしそして無理なくローテを回していく、集団追走の基本を守って走ったがどうも個々のテクニックのバラつきがあるらしくうまくローテが回らない。

 そうしているうちに八王子桑志愛澤選手とSCPの選手の2人が抜け出して2人で追走を始め、SCPの協力も得られなくなる。この状況で集団から追いつきたい意思がある(憶測)のは自分、ABG2名、グリフィンの選手、ホダカ蠣崎選手、WCU石塚さん、川口車連渡辺くんの7名。

 残り5〜6周あたりまでは頑張ってみたが差が縮まる気配はなく、かといって単走での追走は不可能なことは序盤で思い知らされているからその選択肢は取れない。もう打つ手なし、そう悟った瞬間集中力が切れローテ落ちる方向を間違えコーナーの立ち上がりの加速で置いていかれ、やっちまったーと思いながらレースを降りた。

 

【総括】

 敗因は①完全に油断していた事、②自分の今の脚質と走り方を照らし合わせられていなかった事。どうも前回の西日本トラックスクラッチといい今回の本庄とこの脚質と作戦の照らし合わせが甘くなっている。いや、照らし合わせた作戦は立てるのだが、作戦から外れた行動をしてもなんとかなるだろうという気持ちがあった。

 ー敗因①油断についてー

 序盤の大事な局面で気の緩みからケツでサイクリングしてたのも慢心。単走での追走を試みたのも元々逃げという戦法を主にしていた自分にとっては難なく追いつくだろうという慢心があったから。

 ー敗因②脚質と作戦の照らし合わせの甘さについてー

この一年乗り込みを捨てダッシュメニューを増やし持久力を捨てスプリント力を得て、ロードの長距離からトラックの中距離中心に転向した自分にとって完全な自脚勝負でレースを押さえ込もうとするのは無理な話であった。持久力もダッシュ力もあるBS橋本選手のような努力もセンスも天才的な選手もいるが、まだ自分にはそれが両立できるほどアスリートとしてのレベルが高くない。

 今出来ることは取手や舞洲の時のように自分の現状の脚質と照らし合わせた作戦を立案しそれに従順になり走る事。それが最も戦績を出せる可能性が高い。

 

 ー今後の対策①戦略面ー

ずっとロードレースで逃げという積極的自脚戦法をとっていた過去のプライドを捨て、レース前にはその都度脚質コンディションをワットバイク等使用して正確に把握しそれを元にした戦略を立てるようにする。

 

 ー今後の対策②トレーニング面ー

 乗り込みを増やしていく方向性で考えている。今年の最大目標は全日本実業団のスクラッチ全日本選手権出場資格を得ること。今の持久力だと戦略の幅が狭く余裕を持った走りができるか危うい。ダッシュ力はトレーニング時間のほとんどをそれに割いたので去年に比べてはるかに向上した。このダッシュ力を維持したまま持久力を戻していくことが課題。

週1のロング練を週2に、その中でダッシュを入れる回数を増やし効率化を図る。加えて筋トレも徐々に再開し瞬発力を維持する。

あとトレーニング密度を濃くする分飯めっちゃ食う。

 

舞洲は必ず勝ちます。