春の筑波8耐 2019

今回はAli’iDというトライアスロンチームにて筑波8耐に参戦した。

出場カテゴリーはRX(男女混合)

 

[結果]

男女混合 2位

 

[内容]

〜準備・場所取り編〜

 筑波8耐は他のホビーレースと一味違う。会場に着く前から戦いはすでに始まっている。恒例行事「場所取り戦」である。

望みの場所にテントを立てるために6時10分の開門に備え5時ごろからすでに正門に並び始めている人もいる。

もちろん自分たちも場所取り戦には参加する。

 

      6時10分開門

 

レジャーシートを抱えダッシュ。こんなに走ったのは半年ぶりで大腿四頭筋を痛めてしまったが、一応無事に場所の確保に成功した。

まずは一安心。

 

〜タイムトライアル編〜

 筑波8耐のスタートはルマン式。エントリー順にスタートに並ぶのだが、自分たちのエントリーナンバーは159番とかなり後方。こんな位置からスタートしたら序盤から不利な局面に立たされる。

しかし、1つだけ先頭付近に並ぶ方法がある。

それはレース前に行われるタイムトライアル(1周)で10位内に入ることである。

当然出走する。

前回の8耐TTで後半垂れてしまったので、今回は足を使い過ぎないように前半8割後半10割で踏む。

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自分より前に出走した2名をパスしゴール。

サイコンつけ忘れたのでタイムは知らないが1番時計を出すことができた。

 

〜レース本番編〜

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・1本目

 一走目の自分の仕事は先頭集団についていき、周回数を稼ぐこと。APEXの作戦がどんどんローテを回していくという情報を事前に入手していたため、自分も利害関係が一致すると考えローテーションに混ざり協力体制をとった。お陰で1本目はAv.46.5km/hとなかなかの速度で走ることができた。

とくにこれといった動きはなく無事40分の走行を終了。

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・2本目

 出走直前での順位は5位。前方25秒差程度のところにそこそこ大きくて速い集団があったので1周かけて追いつく。集団前方でローテを回しながら周回数をこなす。10周ほど走ったところでAPEXの強力な集団が後ろから追い抜いていったのでその集団に乗り換える。

20周ほどしたあたりでAPEXの動向を探るべくチーム員の人に残り何周でピットに入るか聞いてみたところ、あと10周は回るそうだった。なるべくピット交代のタイミングをAPEXに合わせたかったがその後のピット回数の予定も考えピットに戻ることにした。

 

・3本目

 アンカーを務めた。この時点での順位は3位。しかし同じ周回数をこなしていた2位のチームとはピット回数1本分リードしており自分たちが実質2位という状況。1位のAPEXとは約2周差と単独では追走不可能なほどリードされていたので2位という順位を死守することのみを考える。

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レース終盤にかけて風が強まった影響で大集団はどこも崩壊しているようであった。

チバポンズのザイコーさんが永遠と前を引いていた小集団があったので自分が先頭を多く引くことを前提に集団に入れてもらう。

この小集団が意外と速い。

途中、はすだ支援隊ののびーさんも見かけたので声をかけローテに混ざって頂いた。

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RCCの方や閃風脚の飯島さん、自分など10名中心にローテーションを回し他集団を吸収ながら最終局面へと向かう。

大集団でのスプリントは避けたかったのでとにかく自ら集団のペースを上げて行く。

最後は2位という順位を死守しながらゴール。

ちなみにAPEXは別集団にいてじわじわと自分らの集団にタイム差を詰めていたらしい。

 

[反省]

    今回はAPEXの動きを警戒しきれなかったことが敗因であったと分析する。

 

とはいえ向こうは常に4名を同時に固まらせて走らせる強力な作戦を取っていた。

実際前回自分がEVERFiT にて筑波8耐を走った際もその作戦で総合1、2、4位を取ることができた。

今回の8耐はAPEXの男女混合チームであるゼッケン53番が一番強力だったらしく総合優勝も取っていた。

 

今回はチームの力に対し個の力で対抗したという結果である。

その戦力差を考えても男女混合2位、総合10位という結果はという大いに健闘していると思う。

可能な限りのベストな走りをし、作戦を考え、その状況に合わせ臨機応変に対応。

目標の優勝にこそ届かなかったものの悔いのない戦いをすることができた。